晴耕雨読
晴耕 2020.06.05
リフォーム実例紹介【2】前編
みなさま、こんにちは。
新型コロナウィルスの影響によるステイホームが続き、住まいの大切さを改めて感じたという方々も多いのではないでしょうか。
家に居る時間が増えたので、傷みや不具合などが改めて気になり出したという話もよく聞きます。
当社では新築と同様に、「LIXILリフォームショップUTSUMI」としてリフォームも幅広く承っておりますので、そんなときには是非お気軽にご相談ください。
今回はご参考に、住居のリフォーム事例を前編・後編の2回に渡りご紹介します。
【菊川市:U様邸】
築30年のご実家にご夫婦水入らずで暮らしていたUさん。3人の娘さんはそれぞれに家庭を持ち、すぐ近くに住んでいる娘さんもいて、お孫さんを連れて遊びに来る機会もよくあります。
【以前の住居の状態】
旧宅は二世帯住宅で、以前は既に亡くなられたご両親と同居していました。1階はご両親のスペース、2階はUさんご一家のスペースに分かれていて、玄関と浴室のみを共有。
ご両親が亡くなられてから、1階はずっと空き室のままで、夫妻は2階で生活してきました。そのため、1階で利用しているのは玄関と浴室、そしてビルトインガレージのみだったそうです。1階にはその他、ダイニングキッチンと和室2部屋と洋室がありました。
【リフォームを決断した理由】
ご夫妻がリフォームをすることに決めたきっかけは、奥さまがインフルエンザにかかったのが原因でした。看護師の仕事をしている奥さまは毎年予防接種を受けるのですが、昨年はたまたま立て続けに2度もインフルエンザにかかったことから、その原因を考えたところ、家の中の寒さが問題だという結論に至りました。そのため、「何とかしなければ」と思い、「住環境を改善したい」というご相談で来店されました。
【LIXILリフォームショップUTSUMIからのご提案内容】
冬の寒さ対策はもちろんのことですが、ご夫妻ともに年齢が60代を超えていたので、体の負担や安全性を考慮して、暮らしのベースを2階から1階に変えたらどうかという提案をさせていただきました。
また、2階を減築するとなると、それなりに費用がかさむので、2階は娘さんご一家がお正月などに泊まりにきたときのためにとっておき、1階を自分たちのスペースにしたらどうかとお話ししたところ、ご夫妻も乗り気になっていただけました。
【工事内容と期間】
1階は、浴室や玄関を含め、全面的に改修工事を行うことにしました。間取りも変更し、1階に夫妻のLDKと寝室、キッチンのすぐ隣に洗面・脱衣室、そしてウォークインクローゼットを設け、家事動線を一直線上に統一して家事の負担を軽減。1階だけで自分たちの生活が完結するようにプランしました。
一方、2階はフローリングやクロスの貼替え、内窓の追加といった工事にとどめ、間取りは変更しませんでした。その他、外構の工事も一部行いました。
Uさんご夫妻が最初に来店されたのが、2018年。以来、打ち合わせやプランニングを丁寧に重ね、半年後の7月から10月にかけて1階の改修工事を行いました。さらに、11月から12月末まで2階の改修工事と外構工事を行い、入居に至りました。
次回の後編では、リフォーム後のお住まいを詳しくご説明します!お楽しみに。
文:LIXILリフォームショップUTSUMI店長 岡田 加容子