晴耕雨読

晴耕 2020.05.30

後付けのシャッターと雨戸の紹介

台風対策におすすめ!【後付けの雨戸&シャッター】

みなさま、こんにちは。
昨年、関東地方を中心に甚大な被害を及ぼした台風15号や、一昨年、静岡県西部を中心に大規模な停電をもたらした台風24号など、ここのところ台風の大型化が進み、上陸する回数も増加しています。普段の暮らしの中でも、これまで以上に台風対策を万全にして、シーズン前にしっかりと備える必要がありますね。

そこで今回は、台風から住まいを守る雨戸とシャッターの後付けについてお話しします。

■雨戸とシャッターは後付けが可能!
皆さんもよくご存知のように、台風の飛来物から窓を守るには、雨戸やシャッターが有効です。ところが、新築時には予算がそこまで回らなかったり、外観の見た目を優先したりして、雨戸やシャッターを取りつけていないお宅がたくさんあります。
しかし、台風の大型化や上陸回数の増加に伴い、最近は新築時に雨戸やシャッターの設置を希望するお客様が増えてきました。
さらに、最近は既存の住宅でも雨戸やシャッターを簡単に後付けできるようになったので、台風シーズンの到来前にぜひ取り付けをおすすめします。


■雨戸とシャッターの違い
雨戸とシャッターの役割はほぼ同じですが、雨戸は左右を引き違えて開閉するのに対し、シャッターは上下に開閉する点が大きく異なります。また、雨戸は戸袋が必要なので、窓の横に戸袋をつけるスペースが必要となります。
一方、シャッターには戸袋が必要ないので、戸袋のスペースを確保できない場合には必然的にシャッターを取り付けることになります。
その他、シャッターは雨戸に比べて電動式などの多機能なタイプの製品があり、しかも全体的に雨戸よりも高額になります。そのため、コスパで選ぶなら雨戸、機能で選ぶならシャッターととらえることもできます。

■最近の雨戸&シャッターは高機能!
雨戸やシャッターの主な役割は、サッシのガラスを保護することですが、防音効果や遮熱効果など、他にもさまざまな機能があります。
たとえば、ルーバータイプの製品は、スリットを開閉することで、室内に採り込む光や風を調節することができます。また、スリットを開けたまま施錠ができるので、防犯性も保てます。
従来の雨戸やシャッターは重たくて開け閉めが大変でしたが、最近ではかなり軽量化しました。電動タイプの製品もあるので、高齢者の方でも簡単に開け閉めが可能です。
なかにはIoTを活用し、デバイスに声をかけるだけで開閉できる製品もあります。

■雨戸とシャッターの役割
雨戸やシャッターの役割は、第一に防犯対策。
第二に、台風時の暴風による飛来物から窓を守る役割を果たします。
雨戸やシャッターは、暴風で飛来物が飛んできたときにクッションの役割を果たし、ガラスが割れるのを防ぎます。万が一ガラスが割れてしまったとしても、雨戸やシャッターが付いていればガラスの補修が終わるまでの雨よけに役立ちます。
さらに、ルーバータイプの雨戸やシャッターは、日射を遮る「ヨシズ」代わりに使えたり、夏の夜に自然風を採り入れて就寝したりすることもできます。
特に、太陽熱は建物の外側で遮断したほうが効果的なので、部屋の西側の窓に雨戸やシャッターを付けておくと西日を遮ることができ、夏に暑さが室内にこもるのを低減できます。

■雨戸やシャッターの設置箇所
たとえば2階建てのお宅の場合は、1階の掃出窓のほか、西側の窓も西日対策に設置をおすすめします。さらに、台風の風は東側から吹くので、東側も付けておくと安心です。

■雨戸やシャッターの後付け
雨戸やシャッターを後付けする場合には、まずお客様のご自宅にうかがって下見と採寸を行います。その後、お見積りをご提出し、ご了承いただければ工事を行います。実際の製品を事前に確認したい場合は、ショールームにもご案内します。
工事は1か所で1日です。
今年も、巨大台風が日本に上陸する可能性は多分にありますので、シーズンに入ってから慌てることのないよう、ぜひ今のうちに雨戸・シャッターを後付けして、備えを万全にしましょう。
製品や設置工事についてのお問い合わせやご相談は、内海建設内の「リフォームショップUTUMI」まで、ぜひお気軽にどうぞ!

文:代表取締役 内海 明

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