STAFF BLOG

岡田 晴耕 2023.10.30

究極のプライベート空間はじめてのトイレ選び

みなさまこんにちは。LIXILリフォームショップ内海建設の店長・岡田です。
今月のテーマ「はじめてシリーズ」の第4弾は、「はじめてのトイレ選び」
トイレは自分一人になれる究極のプライベート空間。
だからこそ心地よく、清々しく、くつろげる空間にしたいものですね。
しかも、LIXILのトイレを購入されたユーザーさんを対象に実施したアンケートの結果では、「来客の際にトイレを掃除する」という人が、全体の71.5%を占めました。

トイレをキレイにしているかどうかが、そのご家庭の清潔度の判断基準にもなります。
そこで、ご家族のライフスタイルに合ったトイレの選び方をご紹介。
使うたびにリフレッシュできる、お家で1番の空間に仕上げましょう!

【おうちの中のトイレのポジション】
日本のトイレは一般的に約1畳分。家を設計する際には、間取りの都合で狭くなったり、階段の下などに設けられたりするケースも少なくありません。
限られた空間をどのように快適な空間にするか、暮らしのスタイルを基準においてプランを考えていきましょう。

[一般的なトイレの広さ]
日本の木造住宅は柱と柱の距離を1つの単位として構成されていますが、トイレはその最小単位の1畳という広さでつくられることが多いです。それよりも大きい1.5畳、さらに小さい0.72畳もあります。


[暮らしのスタイルに合ったトイレの事例]
広さがわかったら、次は暮らしの中でどう使うかをイメージしてみましょう。
それによって選ぶ便器や周辺アイテムが変わります。
実際にどんなトイレ空間が可能なのか、いくつか例をご紹介します。

・階段下でもしっかりと、おもてなしのトイレ空間
間取りの都合上、トイレを階段下のスペースに設けることもしばしばあります。多くの場合、その広さは0.72畳程度。そんな場合には、タンクレスタイプのコンパクトな便器がおすすめです。手洗い器や鏡などを取り付けても、圧迫感のないおもてなし空間を実現できます。

・楽しくトイレトレーニングができる空間
1畳タイプでも、タンクレスタイプなどコンパクトな便器を選べば、便器の手前の空間を広く使えます。そうすれば、トイレトレーニングの時期のお子様と向き合ってサポートできます。ドアを開けたままにしなくても済むので、気持ちも落ち着きます。

・ベッドサイドのプライベート・トイレ
リフォームでトイレを寝室に隣接させることができれば、一続きになった新たなプライベート空間が誕生します。トイレとパウダールーム、寝室を引き戸で繋ぐことで、行き来も楽になり、利便性も向上。暮らしにゆとりを生み出すことができます。

・大きな窓付きの明るくクリーンなトイレ
コンパクトタイプの便器を選ぶメリットは、空間の広さだけではありません。そこから設計のアイデアが広がり、窓を大きくして自然光を取り入れるなどして、明るくてキレイなイメージの空間にすることができます。

いつもきちんと片付いたトイレを保つには

掃除道具や予備のトイレットペーパーなど、トイレにはいつも備えておきたいものがあります。でも雑然とそれらが置かれていたら、使い勝手も見映えも良くありません。
目的に合った収納プランによって、狭い空間を有効に活かせます。必要なものをすぐに出し入れできれば、いつも片付いたイメージをキープでき、視界の邪魔にもならずスッキリとしたトイレが出来上がります。では、それを叶える方法を順番にみていきましょう!

STEP1:収納したいアイテムをチェック!
掃除道具や洗剤、トイレットペーパーや生理用品、芳香剤など、トイレ内におきたいものは意外とたくさんあります。現在のご自宅のトイレをチェックしてみましょう。


STEP2:壁に埋め込んだ収納棚で空間を確保
収納棚を壁に埋め込むことで、一家族分のトイレ備品が無理なく収納できます。壁の凸凹も少なくなり、収納パーツだけ飛び出すこともないので、トイレ空間が持っている本来の広さを損なわずに済みます。



STEP3:壁面の上空を有効利用
壁面上部にキャビネットを設けることで、使っていない空間を有効利用。壁の工事後にも設置できるので、実際にトイレを使ってみた上で、収納する物や量に合わせて選ぶこともできます。棚をオープンにして見せる収納を楽しむのもおすすめです。

STEP4:デッドスペースを有効利用
デッドスペースになりがちなタンクの両脇に、収納棚付きの便器を設置すれば、トイレットペーパーや掃除道具をしっかり収納でき、スッキリとして落ち着いたトイレ空間が実現します。

カウンター付きの手洗いきなら、下部に収納できるので、座ったままでも物が取り出しやすく、カウンターにインテリア小物を飾ることもできます。

【掃除がもっとラクなトイレの設け方】
トイレは汚れとの戦いによって進化してきました。お掃除がラクになった最新のトイレを、タイプ別にご紹介します。

今のトイレは大きく分けて3タイプ!
現在のトイレは、①ポピュラーなタンク付き洋風便器、②収納付きのトイレ、③タンクのないタンクレストイレの3種類。掃除のしやすさにもそれぞれ違いがあります。

3つのトイレのそれぞれのメリット
この3タイプのトイレを、暮らしのスタイル、住まう人の好み、住宅事情に合わせて慎重に選んでいきます。まずは個々の特徴とメリットについてみていきましょう。

<タンク付き洋風便器>
タンク付きの洋風便器には、便器部・便座・タンクの3つから構成されるタイプと、便器部・機能部(タンク+便座)の2つから構成されるタイプの2種類があります。前者は将来便器だけ交換することが可能です。後者は隙間が少なく、お掃除がラクであることがメリットです。

<収納付きトイレ>
タンクや給水管を部材で多い、キャビネットにすることで、収納スペースを作り出したタイプ。トイレ空間がスッキリとして、トイレットペーパーや掃除道具を入れておけます。また、タンクの後ろや給水管の周りにホコリが溜まりにくいので、トイレの後ろ側はキャビネットを拭くだけで済みます。収納部分にもトイレットペーパーや生理用品、ゴミ入れ、お掃除シート、洗剤、トイレブラシ、芳香剤などがすっきり収まります。

収納付きトイレには、便器が床から浮いたフロートタイプのトイレもあります。デザイン性の高さに加え、便器下の床を掃除しやすいメリットがあります。

<タンクレストイレ>
水を溜めておくタンクをなくしたタイプのタンクレストイレは、水道管と直結したり、水圧を高める装置を使用したりして設置します。タンクがないことと、高い機能性で、トイレを広く、心地よく使うことができます。



トイレは毎日何回も使う大切な場所。究極のプライベート空間を心地よく、快適にしませんか?
LIXILのトイレは上記のような種類だけでなく、カラーもいろいろあります。
実物をご覧になりたいという方は、LIXILリフォームショップ内海建設のスタッフがご案内いたしますので、お気軽にお声をおかけください。

文:LIXILリフォームショップ内海建設 店長 岡田

お問い合わせ