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社長 晴耕 2023.05.20

南アルプス探訪

みなさまこんにちは。内海建設の内海です。
まだ梅雨入り前ですが、昨日から夏のような天候の暑い日です。
我が家の庭や周囲の山々の緑も、新緑の頃からだいぶ緑が濃くなってきました。

先日、機会があって大井川上流の畑薙第一ダムから、ちょっと先の沼平まで行ってきました。天気があまりよくありませんでしたが、この辺りはまだ新緑前線が通過中で、あちらこちらの山腹は緑のパッチワークのような模様が大変綺麗でした。


この辺りは、南アルプスの深南部南部の境になる所です。

山梨県、長野県、静岡県の3県にまたがる南アルプスは、私が小学生の頃は赤石山脈と呼ばれていたエリアで、今は南アルプス ユネスコエコパークとしても有名です。
https://www.minami-alps-br.org/
Youtube リンク:https://youtu.be/BtOicniNDQw

また、南アルプス 大井川上流の自然(増沢武弘 著)では次のように紹介されています。
南アルプスの特徴の一つとして、その山塊の大きさと高山植物群落、広大な森林植生があげられる。北アルプス・中央アルプスに比べて開発が進まなかったため、天然林に近い森林が広大な面積にわたって残存している。
もう一つの特徴として、山岳地域としては日本列島の南部にあるため、暖帯から寒帯までの幅広い気候帯を持ち、植物の分布においては南限のものが多く、動物についても、高山性の昆虫類やライチョウなどの分布の南限にあたる。

今まで南アルプスには私はほとんど縁がありませんでしたが、あるときからNPO静岡自然環境研究会に参加するようになり、2015年から毎年8月燕沢辺りを中心に植生調査のお手伝いに3日間ほど行くようになりました。

次のイラストで、おおよその位置関係がおわかりなると思います。


地図の上部にある田代ダムあたりまで行くのには、舗装されていない今は少しずつ舗装されてきました林道東俣線を車で進みます。この林道は通行許可が必要な道路で、曲がりくねった細い道を進んでいくのは結構疲れます。

・・・その南アルプスでどのようなことを体験したか、次回またご報告します。

文:内海建設 代表取締役 内海 明

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