みなさまこんにちは。LIXILリフォームショップUTSUMIの店長・岡田です。
私たちの店がこれから目指している、リフォームスタイルの『ここちリノベーション』を実現されたお客様宅を訪問し、インタビューをさせて頂きました。
今回はその後編をお伝えします。今回は、水回りのリフォームについてと、「ここちリノベーション」によって室内の快適さがどのように変わったか…などについてのお話です。

なお、前編をまだお読みでない方はこちらをご覧ください。

【O様邸のリフォーム内容】
① 建物の耐震化として1階部分の補強工事
② 建物の断熱性を高める　断熱材入れと内窓工事
③ 使いやすい動線の為の１階の間取り変更と内装リフォーム工事
④ 夫妻の寝室の確保
⑤ 使い勝手の向上にキッチン、浴室、洗面化粧台、トイレといった水回り設備の交換
⑥ お家の「顔」玄関の改修とドア交換

『水回り設備の機能性と使い勝手が格段と便利に！』

岡田　O様のお宅では、今回のリノベーションで水回りも一新されましたが、まず、キッチンについてこだわったことをお聞かせください。

奥様　キッチンは、プランニングの段階では対面型キッチンにしようか、壁付のI列型キッチンにしようか迷っていたんです。なんとなくキッチンが壁に向いている方が、料理に集中できるかなと思って…。でも、結局は対面キッチンを選択したのですが、実際に使ってみて、家族と会話しながら料理の支度ができる点が便利で気に入っています。夫婦で並んでキッチンに立つ機会も増えましたしね。

岡田　ご主人がお料理を手伝ってくださるんですね。お優しいですね！

奥様　　そうですね（笑）。私が仕事をしていた頃には、代わりに作ってくれていました。今は二人とも仕事を辞めたので、一緒に作ったりしますね。

岡田　キッチンは使い勝手がどんなふうに変わりましたか？また、特にどんなところが気に入っていますか？

奥様　システムキッチンにも背面のカウンター収納にも引き出しがたくさんあるので収納力が抜群で、キッチンからくるっと振り向いて引き出しを開ければ、お皿をすぐに取り出せるので、すごく便利です。洗って、拭いて、しまうという動作がすごくラクになりました。
それに、以前はガス調理器を使っていたんですが、今回のリフォームでIH調理器に変えて、オール電化にしたのも大きな変化でした。IH調理器は、工事中に仮住まいしていたアパートがちょうどそうだったので、練習になってよかったです。
カウンターの天板をステンレスから人造大理石に変えた結果、見た目がきれいで清潔感のある雰囲気になりましたね。

岡田　今回、ユニットバスも新しいタイプに交換されましたが、使い勝手はどうですか？

ご主人　それはもう快適ですよ（笑）。ボタンを押せば自動でお湯をはってくれたり。以前のお風呂は床も壁も全面タイル張りで、冬はすごく寒かったし、タイルの目地にどうしてもカビが生えてしまって手入れが大変だったんです。結局、長く使っているうちに目地の部分が傷んできて、そこから水漏れが生じたりしてね。今はそういうことが一切なくなったので、大満足です。

岡田　お孫さんと一緒にお風呂に入るのも楽しみですね。

ご主人　そうですね。実は、リフォーム前に「うちのお風呂だとちょっと泊まりにくいな」と息子に言われたことがあったんですよ。当時は孫がまだ生まれたばかりだったから、冬だと寒くて心配ですし、お風呂にも入れにくいので。でも、新しいお風呂なら暖かいし、床も柔らかいので子どもが入っても安心です。

岡田　今は若い世代の方が新築をされて性能の良い家に済んでいらっしゃるので、ご実家に泊まりにくると寒いのを気にされるという話を確かによく聞きますね。でも、今回のリフォームで脱衣場と浴室の寒さも解消されたし、お孫さんが泊りにきても安心ですね。

奥様　そうですね。入浴前後の温度差も気にならなくなりましたしね。浴槽も長いので、足を伸ばしてゆったりお湯に浸かっていられるので気持ちいいです。

岡田　それはよかったですね。私たちも喜んでいただけて嬉しいです。そのほか、トイレも新しいタイプにされましたが、使い勝手はいかがですか？

奥様　以前と比べて広くなったので、お掃除がしやすいし快適ですね。以前の便器は細かい箇所を掃除するのが大変だったんですが、新しいトイレはお掃除がラクな構造になっているので、本当に便利です。

『ここちリノベーションで変わった暮らし』

内海　今回は、室内の改装や水回りの交換だけでなく、耐震リフォームや断熱リフォームも一緒にやらせていただきましたが、工事後の住まい心地はいかがですか？

ご主人　そうですね。断熱リフォームを行ったおかげで、エアコンが効きやすくなった感じはします。夏もそんなにエアコンを使わなかったですし。留守をしていて帰宅したとき、外は暑くても家の中に入るとひんやりとした感じがしましたね。冬場も、今まではストーブをガンガンたいていましたが、今は床暖房がずいぶん暖かいので、そんなことはないです。それでも寒いなと思ったら、エアコンをつければ十分です。

奥様　一度部屋を暖めると、暖房を止めてもしばらく暖かさが持続するので、電気代の節約にもなっている気がします。それは夏も同じですね。エアコンで冷房を少し付けただけで、室内を涼しく保てる感じがします。

内海　今回のリノベーションで、オール電化に変更されましたが、光熱費は以前と比べてどうですか？

奥様　最近光熱費自体が高騰しているので、以前の光熱費と単純には比べられませんが、エアコンをあまり使わずに済んでいる分、光熱費は安くなっていると思います。リフォーム前だったら、もっと光熱費が高くて今頃困っていたかもしれません（笑）。

『今回のリノベーションを振り返って』

岡田　今回、当社で「ココチリノベーション」を経験されて、その後のご感想をお聞かせください。

ご主人　まず、何でも相談しやすかったのがよかったですね。ちょっとした相談でも嫌な顔ひとつしないで対応してくれました。工事中は大工さんの仕事がとても丁寧だったので、安心して任せられましたしね。工事中、直接大工さんに「ここはこうしたいな」と要望を伝えると、臨機応変にすぐ対応してもらえたのもよかったです。
それに、完成後のアフターサービスも何かと頼みやすいですね。完成時、時計を新しく取り付ける場所がまだ決まっていなかったんですが、「位置が決まったら教えていただければ、後日取り付けに来ますよ」と言ってくれたりと、本当になんでも親身に対応してもらえるので、内海建設さんでお願いしてよかったと思います。

岡田　これからリフォームやリノベーションを計画されている方に、何かアドバイスはありますか？

奥様　まず、気になることは何でも相談した方がいいかなって思いますね。例えば、図面を見て理解しているつもりでも、実際に工事が始まって現場の様子をみると、色々な気づきがあるんですよ。そのとき、「今更こんなことを言ったら申し訳ないし、もう対応してもらえないんじゃないかな」と諦めないで、まずは相談してみることが大事だと思います。
私たちの場合も、小上がりの奥行きをギリギリのところで少し削ってもらいたいとお願いしたところ、快く対応してもらえたおかげで、ちょうどいい具合に仕上がったので、とてもありがたかったです。後々までずっと「やっぱりああすればよかったな…」と後悔するのは嫌ですもんね。それができたのも、内海建設さんがとても話しやすいスタッフさんばかりだったおかげです。

内海　「話しやすい」というのは、私たちからしてもとても重要なことなんです。リフォームは、お客様の生活の中に入り込んで仕事をするわけですから、ご家族のことがよく理解できていないと、本当に良い仕事はできないと思うんです。だから、どんなに小さな心配事でも、まずは話していただいた方が、より良い工事をご提供できるのは確かです。そのためにも、お客様が話しやすい雰囲気作りに努めることが、会社として非常に大切なことだと思っています。

『リフォームへの第一歩は、まず相談から』

岡田　私が普段感じるのは、自分の住まいに対して日頃不満やお困り事を抱えている方でも、実際にリフォームをしようというところまで気持ちを持っていくのが難しいというか、なかなかリフォームへの第一歩を踏み出せない方が多いのではないかということです。その点、O様は実際に工事をしてやはりよかったと思いますか？

奥様　それはもちろんそうですね。今、ご近所の方が内海建設さんでリフォームをされていますが、うちも内海さんでリフォームをしたということを知ってから、いろいろと相談を受けることが多いんですよ。そのときに、「何か要望があったら、何でも遠慮しないで話すといいよ」とか、「うちは補助金を利用できたんだけど、内海建設さんは補助金のことも詳しいし、申請手続きも全部やってもらえるから、よく話を聞いてみて」・・・といったアドバイスをさせていただいたんです。内海建設さんのように、安心して工事をお願いできる工務店さんが地元にあると、ご近所同士で情報交換がしあえるからいいですよね。また、そんなふうにご近所同士でリフォーム体験を共有できると、第一歩へのハードルが低くなる気がしますね。

・・・O様、インタビューへのご協力、どうもありがとうございました。お施主様にご感想を伺えることは私たちにとって非常に参考になるのと同時に、仕事の励みにもなります。これからもO様のお住まいと暮らしを末永く見守っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。