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社長 晴耕 2024.01.19
新築のお施主様インタビュー:菊川市I様邸 前編
みなさまこんにちは。
今回は、昨年の10月末に平屋の家が完成した菊川市のI様に家づくりのことや、新居の住まい心地などについて伺ったインタビューを前後編にわたってご紹介します。
I様ご夫妻が以前のお住まいで頭を悩ませていたのは、冬の寒さと夏の暑さでした。
そこで、もっと快適な住まいでシニアライフを満喫しようと考えたご夫妻は、実家のあった高台の土地に平屋を建てることを計画。当社に家づくりをご依頼いただきました。
前編では、新居の快適性が旧宅と比べてどれくらい向上したかというお話を中心にご紹介します。
・・・・・・・・お施主様インタビュー・・・・・・・
【心地いい住まいづくりについて】
Iさんの旧宅は菊川市の商業地にある3階建ての重量鉄骨住宅で、今回は建替えではなく、ご両親のお宅があった敷地に平屋の新居を構えられました。前のお宅では、何かお悩みやお困りごとがありましたか?
ご主人 それはもう、冬は寒いし、夏は暑いしで大変でした。新居は高台の余裕のある敷地に建てましたが、前の家は商業地だったので建蔽率が80%で、周りには3階建ての家が多く、建物がびっしり詰まっていて日当たりが悪かったんですよ。だから、冬は余計に寒かったです。
奥様 2階は午前10時〜11時頃までは日が当たりますが、それ以降は全然日が当たらず、日当たりがいいのは3階だけだったんです。でも、3階はもともと子供部屋で、子供が巣立ってからは空き部屋の状態なので、よく使う生活空間はほとんど日当たりが悪いという状況でした。雨戸を付けていなかったし、窓も大きかったので、冬は寒い、夏は暑いで最悪の環境だったんですよ。
ご新居はそこから場所を移転して、ご主人のご両親が以前住んでいらした場所に建てられましたね。以前、ご両親が住んでいた平屋の日当たりはいかがでしたか?
ご主人 この場所に以前立っていた両親の平屋も、実は内海建設さんに建ててもらったのですが、両親は「この家は夏は涼しいし、冬は暖かくて過ごしやすい」と言って、年中エアコンなしで通っていたんですよ。ここはもともと高台に位置しているので日当たりがとても良いのでね。ちょうど敷地の真南に大きな木がありますが、それがなければもっと日当たりがいいでしょうね。でも、夏は木陰が涼しさをもたらしてくれるし、四季を通じて環境は良いですね。
それでは、家づくりで一番気になったのも、住まいの温熱環境に関わることですか?
ご主人 もちろんそうです。内海社長には、「とにかく今住んでいる家は夏が暑くて冬が寒いから、それとは真逆の『夏は涼しく、冬は暖かい家』にしたい」とお願いしました。ですから、この家は断熱材がびっくりするくらいたくさん入っているんですよ(笑)。
実際に入居されたのはまだ秋の過ごしやすいシーズンでしたが、最近は寒さが増してきたように思います。ご新居での住み心地はいかがですか?
ご主人 確かに、ここのところ寒さが増して来ましたが、おかげさまでこの家は、会社から帰ってくると暖房がついているんじゃないかと思うくらい暖かいです。
奥様 暖房はまったく使っていないのにね。本当にすごく暖かいんですよ。
ご主人 昼間に日当たりがいいので室内が暖まり、それが夕方になっても持続しているんですよ。それに、ここは高台で風通しもいいので、夏もある程度まではエアコンなしでいけるんじゃないかな。
奥様 夏はこの大木が涼しい日陰をつくってくれるので、ちょうどいいんじゃないかと期待しています。とにかく前の家と比べると快適で、驚くくらい。希望以上の家を建てていただいて、心から感謝しています。
冷暖房設備はエアコンだけですか?
ご主人 冬の暖房はエアコンに加えて、社長がすすめてくれた床暖房を導入しました。床暖房は足元からポカポカと暖まって、すごくいいですね。昨日、ちょうど知人が遊びにきてくれたので試しに使ってみたんですが、床暖房をつけてしばらくしたら逆に暑くなって、スイッチを切ってしまいました(笑)。
内海社長からも「床暖房があれば、もしかしたらエアコンを使わなくてもいいかもしれないよ」と言われていたのですが、本当にそんな感じになりそうです。足元が暖かいと全然違いますね。なおかつ建物の断熱性が高いので、余計に暖かさを感じます。
奥様 この年になると、やっぱり健康が第一じゃないですか。冬でも家の中が暖かく部屋間の温度差がないことや、夏でも涼しく過ごせることは、ずっと健康でいるために必要な条件だと思うんです。私たちにとってはここが「終のすみか」なので、家にいる時間も長いし、健康に気持ちよく生活できることが一番の願いでした。だから、新居で毎日こんなにも快適に過ごせるようになって、ありがたくて、ありがたくて。本当に家を建てて良かったと思いますね。