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岡田 晴耕 2023.09.15
新築・最大30万円、リフォーム・最大14万円を助成!
みなさまこんにちは。LIXILリフォームショップUTSUMIの店長・岡田です。
前回のブログで、「テレワーク対応リフォーム補助金制度」を利用したお得なリフォームをご紹介しましたが、今回は、新築・リフォームのどちらにも適用可能な助成金のご紹介です。
内海建設・LIXILリフォームショップUTSUMIでは、家を建てたり、リフォームをする際に、お客様にできるだけお得に良い家・良いリフォームをご提供したいと考えています。そのため、国や県などの助成金も積極的に利用をお勧めしています。
正直なところ、助成金は申請手続きが大変なので、助成金関係はあえてお客様に勧めないという工務店さんも中にはあると聞きます。
お客様ご自身も、「手続きが面倒そうだから、まぁいいや」という方もいると聞きますが、私たちの場合は、お客様ご自身の手を煩わせることなく、申請手続きは当社で代行しますので、安心してお任せいただけます。
助成金にも色々な種類がありますが、私たちがよく利用しているのは、静岡県森林組合連合会の「住んでよし しずおか木の家推進事業」です。この事業は、静岡県の補助も受けています。
■「住んでよし しずおか木の家推進事業」とは
静岡県は県土の65%が森林で、その多くは木材として使われるスギ・ヒノキの林です。
そこで、静岡県民の皆さんに、もっと静岡県産のスギやヒノキを使って欲しいという思いから、「住んでよし しずおか木の家推進事業」がスタートしました。
この事業では、「しずおか優良木材等」の品質の確かな研鑽剤製品を使って住宅を新築・増改築、リフォームする方を対象に、新築の場合は最大30万円、リフォームの場合は最大14万円を助成します。
■「しずおか優良木材」とは
前述の「しずおか優良木材」とは、しずおか優良木材認定審査会による認定を受けた工場が、製材品・製品を生産し、検査に合格した認証製品です。
認証製品には、品質、含水率(木材の乾燥の状況)、強度などの項目に、厳しい基準が設けられていて、この基準をクリアしたものが「しずおか優良木材製品」とみなされます。厳しい基準をクリアした木材だけに、素材が上質で、強度に優れているだけでなく見た目も美しく、経年変化とともに味わいを増していきます。
■助成金の対象となる条件
募集の期間は、今年度を含む例年、募集期間:4月1日~2月22日です。
また、1棟あたりの助成額は、次のとおりです。
詳細は、下記のホームページをご参照ください。
https://www.s-kenmori.net/kinoie/
■内海建設でよく使うオススメ無垢材
当社が新築やリフォームで、この助成金を利用する際には、床に無垢材を用いることで申請条件をクリアする場合が多いです。といっても、無垢フローリングは含水率によって反りや膨張・収縮が生じやすいため、品質の安定性が高いものを選ぶ必要があります。
そこで当社では、静岡県島田市にある「佐藤工業」という会社が製造している無垢の床材をよく採用しています。同社はSDGsや循環型社会の実現に対する意識が高く、同じ静岡県の会社とあって親しみも感じられます。
本来、「住んでよし しずおか木の家推進事業」の助成金の対象となるのは、静岡県産のスギやヒノキに限られると思われがちですが、同社の製品は、チーク、オーク、サクラなど、国内外の銘木挽板を化粧材として、台板に静岡県産材のスギやヒノキを採用した複合フローリングなので、台板部分が助成の対象となります。そのため、スギやヒノキだけでなく、住まいの雰囲気やお好みに合わせてさまざまな樹種が選択でき、しかも助成金の対象となります。
最近は、「カーボンニュートラル」達成のために、産業界がさまざまな取り組みを行っていますが、物資を輸送する際に排出される排ガスまで考慮すると、「地産地消」は目標達成のための重要なキーワードの1つです。
また、地元で成長した木材は、地域の気候や土壌に最も適しているとも言われています。地域の林業の復興や山林の維持管理、土砂災害の防止などのためにも、私たちが静岡県産材を使って新築やリフォームを行うことは非常に有意義だと考えています。
さらに、お客様にとってもお得に理想の暮らしが叶うとあっては、しずおか優良木材を使わない手はありません。皆さんも、新築やリフォームの際にはぜひご検討ください。
また、内海建設およびLIXILリフォームショップUTSUMIでは、しずおか優良木材を用いた新築やリフォームのご相談を承っています。どうぞお気軽にご相談ください。
文:LIXILリフォームショップUTSUMI店長 岡田