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岡田 2021.11.03

お部屋の床リフォームをお得&快適に!

みなさまこんにちは。LIXILリフォームショップ UTSUMIの店長・岡田です。
今回は、床のリフォームについての話題です。

最近、住まいの床材で一番よく使われているのは、「フローリング」です。

フローリングとは、以前は床材全般を意味する言葉でしたが、最近では木製の床材のことを示します。
フローリングは耐用年数が長く、耐久性にも優れています。
そのため、施工時には費用がかかるものの、長い目で見るとリーズナブルなのもメリットです。

ただし、耐久性に優れていると言っても、築15〜20年ともなれば、床がきしんだり、音が鳴ったり、沈む感覚があったり・・・といった症状が徐々に出てきます。
特に、キッチンや洗面・脱衣室など、水回りの床はこうした症状が出やすくなります。

腐食して躯体にまで悪影響が生じないように、早めにリフォームをしましょう!

リフォームの際、床材そのものが劣化している場合には、
床の「張り替え」、または「重ね張り」で対応します。

「張り替え」とは、フローリングの床を一度すべて剥がしてから、新しいフローリングを張る方法です。この方法だと下地の状態を確認できるので、万一腐食が進んでいたり、シロアリ被害に遭っていたりした場合には、それを発見することができます。
また、新しく張るときに床暖房を入れたり、フロアタイルなどの別素材に変えたりすることも可能です。

床の断熱リフォームを行う際には、必然的に張り替えの方法を取ることになります。
築年数が経っていてフローリングのきしみや沈みが激しい場合には、一度床を剥がして下地の状態をチェックしてから張り替えることをおすすめします。

一方、「重ね張り」とは、既存の床の上に新しいフローリングを重ねて貼っていく方法です。

張り替えは床材を全部剥がすため工事が大規模になり、費用もそれなりにかかりますが、重ね張りなら床を剥がさなくていいので、安価にリフォームすることができます。
工期も短く、1部屋を1日足らずで施工できるケースもあります。

さらに、張り替えの際には古い床材のゴミが出ますが、重ね張りなら古い床材のゴミが生じないので、ゴミの処分費用もかかりません。そのため、フローリングの傷や汚れが理由で張り替えを希望される場合には、重ね貼りをおすすめしています。

さらに、もっとお得に、そして快適に床リフォームを行う方法としておすすめしたいのが、「静岡県の助成金制度」を利用することです。
その制度とは、「住んでよし しずおか木の家推進事業」です。

この制度では、品質の確かな「しずおか優良木材」等を使った木造住宅を取得する方および住宅をリフォームする方に対する助成金制度です。

しずおか優良木材とは、認定を受けた工場が製材品・製品を生産し、検査に合格した認証製品(JAS相当の品質基準をクリアした製品)のことです。

品質、含水率、強度、寸法など、項目別に厳しい基準が設けられていて、この基準をクリアした製品のみが「しずおか優良木材」とみなされます。
「住んでよし しずおか木の家推進事業」は、新築とリフォームのどちらにも対応可能ですが、リフォームの場合は、「仕上材にしずおか優良木材等を10m²以上使用すること」が条件とされています。

「仕上材」とは、壁、床、天井などの板張り等の内装材のこと(下地材、カウンターや棚などの家具は対象外) です。また、リフォームの場合の助成金は、優良木材の使用量に応じて決まっています。

・10〜20万円未満・・・・3万円
・20〜30万円未満・・・・7万円
・30〜40万円未満・・・10万円
・40万円以上・・・・・・・14万円

つまり、床のリフォームの際に、しずおか優良木材でできた無垢の床材を用いれば、使用面積に応じて上記の助成金がもらえることになります。

「住んでよし しずおか木の家推進事業」の詳細は、下記のホームページをご参照ください。https://www.s-kenmori.net/kinoie/about-subsidies1

無垢の床は、経年変化とともに味わいが増し、調湿性や保温性に優れているといわれます。快適で、なおかつリーズナブルにリフォームを叶えるなら、助成金制度をぜひ利用したいものですよね!
当社では、こうした助成金制度の申請も代行いたしますので、面倒な手続きの必要なく助成金を受けられます。

詳細のご相談はぜひLIXILリフォームショップUTSUMIまでご連絡ください。

文: LIXILリフォームショップUTSUMI店長・岡田加容子

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