みなさまこんにちは。LIXILリフォームショップ内海建設の店長・岡田です。

2025年、LIXILのキッチンカウンター「セラミックトップ」が誕生して10周年を迎えました。
この10年間、多くのお客様に選ばれ、愛用され続けてきたセラミックトップ。
当社でも、これまで数多くのお客様にセラミックトップをご採用いただき、
皆様から高い評価をいただいてまいりました。

今回は、10周年を記念して、改めてセラミックトップの魅力と、
当社で施工させていただいたお客様の声をご紹介したいと思います。

【10年という歳月が証明した、本物の価値】

2015年6月、LIXILは「サンヴァリエ〈リシェル〉」のワークトップとしてセラミックトップを世に送り出しました。
当時、日本のシステムキッチンのワークトップといえば、人造大理石とステンレスから選ぶのが当たり前でした。

そこに登場した「焼き物」という、まったく新しい選択肢。
実は、この革新的な素材の誕生までには、開発チームの並々ならぬ挑戦がありました。

2013年、ドイツ・ケルンのインテリア展示会で壁用途として開発されたセラミック板に出会った開発者は、「これだ」と直感したそうです。

しかし、壁面用の素材をキッチンの天板に使うには、耐熱性や強度の問題をクリアしなければなりませんでした。
さらに、硬くて割れやすいセラミックの加工技術の開発、量産化に向けた設備の導入・・・数々の困難を一つ一つ乗り越え、ようやく世に送り出されたのがセラミックトップだったのです。

当初は「価格が高すぎる」という声もありましたが、それでも、開発者は確信していました。
「これからの日本の住空間には、新たな表情をもったワークトップが必要になる」と。

そして、10年が経った今、その確信は正しかったことが証明されています。
セラミックトップは、多くのお客様に支持され、キッチンワークトップの新たなスタンダードとして定着しました。

【変わらぬ美しさを支える、4つの強さ】

セラミックトップが10年間、多くのお客様に選ばれ続けている理由。
それは、やきものならではの「強さ」にあります。

①熱に強い

高温のフライパンや鍋を直接置いても、変色や変形の心配がありません。
調理中の「ちょっと置き」も気兼ねなく行えます。
この特性は、特に料理好きの方から高く評価されています。

②キズに強い

高温のフライパンや鍋を直接置いても、変色や変形の心配がありません。
調理中の「ちょっと置き」も気兼ねなく行えます。
この特性は、特に料理好きの方から高く評価されています。

③汚れに強い

調味料や薬品などが染み込みにくい素材のため、油汚れも調味料の汚れもサッと拭き取ることができます。
日々のキッチン掃除が格段にラクになると、多くのお客様からご好評いただいています。

④衝撃にも配慮

耐衝撃性を高める強化構造を採用しているので、安心してお使いいただけます。
硬く鋭利な物を落としたり、端部に衝撃を与えたりすると、割れ・欠けの原因になりますが、通常の使用では問題なくお使いいただけます。

【やきものならではの、味わい深い表情】

セラミックトップのもう一つの大きな魅力。
それは、焼き物ならではの味わい深い表情です。
人造大理石やステンレスとは異なる、落ち着いたトーンと繊細な質感。
LDKのイメージや、お気に入りの家具に合わせたカラーで空間を引き立てます。

特に、2020年に発売されたLIXILオリジナルの「ラパート柄」は、透明な釉薬を塗って焼き表面だけを平らに半磨きする特殊な技法により、繊細なキラキラ感を実現。
INAXが90年以上に渡り培ったセラミック技術の結晶です。

【内海建設でのセラミックトップ導入事例】

当社でも、これまで多くのお客様にセラミックトップをご採用いただきました。
その一部をご紹介します。


◆菊川市K様邸（2025年竣工）

築20年を超え、これから20年、30年と長く住み続けていくことを見据えてキッチンリフォームを決断されたK様。
リシェルSIのワークトップにセラミックトップ(グレーズグレー)を採用されました。
本体の幅は257.4cm、奥行85cmとゆとりのあるサイズで、広々としたワークスペースを実現。
耐久性に優れたセラミックトップ、メンテナンスのしやすいIHヒーター、そして長く愛せるシンプルなデザイン。
すべてが「長く使い続ける」ことを前提とした選択です。
詳細はこちらのブログ記事をご覧ください♪

◆菊川市T様邸（2023年竣工）

四世代が一緒に暮らすことになり、キッチンもお嫁さんと一緒に使うことを考えてリフォームを決断されたT様。
当初は機能性とコスパに優れた「シエラ」を希望されていましたが、キッチンに対するこだわりの強さを見て、当社から「リシェル」をご提案させていただきました。
セラミックトップ(グレーズホワイト)を採用し、完成後のアンケートでは、「LIXILのセラミックトップはみんなにオススメしたいと思います」との嬉しいお言葉をいただきました。
詳細はこちらのブログ記事をご覧ください♪

◆菊川市Y様邸（2021年竣工）

築40年以上が過ぎた住まいの全面改修を行ったY様。壁づけだったキッチンを対面キッチンに変更し、
セラミックトップを採用されました。
「熱、キズ、汚れに強く、日々の調理をよりスムーズに、快適にしてくれます。
焼き物ならではの色や質感、変わらない美しさも魅力のひとつです」
と、セラミックトップの魅力を実感していただいています。
詳細はこちらのブログ記事をご覧ください♪

◆菊川市O様邸（2020年竣工）

リシェルSIシリーズを採用し、最新機能が備わったキッチンにリフォームされたO様。
セラミックトップについては、「器と同じ焼物なので、熱やキズ、汚れにすぐれた耐久性を発揮し、
美しさを長く保てます」と、その優れた機能性を高く評価していただきました。
詳細はこちらのブログ記事をご覧ください♪

◆菊川市H様邸（2023年竣工）

ご主人から奥様への「プレゼント・リフォーム」として実現したH様邸。
フルフラットタイプのオープンキッチンにセラミックカウンター(グレーズホワイト)を採用されました。
「熱や傷、汚れに強く、優れた耐久性を発揮。
見た目も上質感があり、インテリア空間をいっそう引き立てます」と、機能性とデザイン性の両面で満足していただいています。
詳細はこちらのブログ記事をご覧ください♪


【これからも、変わらぬ美しさとともに】

キッチンは、毎日使う場所。だからこそ、機能性だけでなく、使うたびに心が満たされる美しさも大切です。
セラミックトップは、「焼き物」という伝統的な素材と最先端の技術が融合した、まさに日本のキッチンにふさわしいワークトップです。

熱に強く、キズに強く、汚れに強い。
そして何より、時を経ても変わらない美しさ。
これからも多くのお客様の暮らしを豊かにしてくれることでしょう。

当社では、お客様一人ひとりのライフスタイルや将来の暮らし方を丁寧にヒアリングし、最適なキッチンリフォームをご提案いたします。
キッチンリフォームをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

文：LIXILリフォームショップ内海建設　店長　岡田