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社長 晴耕 2022.11.25
【新築事例紹介】 菊川市Y様邸:平屋の家
みなさまこんにちは。内海建設の社長 内海です。
先月の10月15日(土)、菊川市内で新築内覧会を開催しました。
たった1日の開催だったにもかかわらず、予約制で9組のお客様にご来場いただき、おかげさまで大好評でした。
皆様どうもありがとうございました。そこで今回は、そのお宅についてご紹介します。
【新築事例紹介:菊川市Y様邸】
■新築のきっかけ
お施主様は当社のご近所にお住まいで、建て替え計画にあたり当社に声をかけてくださいました。
家を建て替えることにした理由は、旧宅が老朽化してきたことと、退職後の暮らしをご夫婦二人で悠々自適に満喫できる「終の棲家」が欲しいというご要望があったからです。
■住まいの特徴
住まいのスペックについては、今後は国の施策として長期優良住宅がスタンダードになっていくことから、Y様のご新居も長期優良住宅に相当する耐震性(耐震等級3)と断熱性(断熱等級4)を確保し、地震や災害に強く、快適&省エネ生活を送れる家を設計しました。
また、ご夫婦ともに60歳以上なので、地震があった際に避難所で暮らすのはつらいからと、地震があっても倒れない頑強な家を希望されたことから、繰り返しの揺れに強いコーチパネルを使って家を建てました。
コーチパネルは、木造住宅を高品質化・高耐久化するために開発された「はめ込み型」の耐力壁で、耐震性に優れ、特に繰返しの地震の揺れにも強いのが特徴です。コーチパネルの詳しい説明は、以前ブログでご紹介していますので、ご興味のある方は再度ご覧ください。
「コーチパネル」でもっと強い木の家をつくる
■間取りの特徴
敷地は東西に細長いため、採光や風通しに配慮しつつ、土地を最大限に有効に活かせるように設計を工夫しました。
建物は、平屋の一部に2階をプラスした、ほぼ平屋建て。日常生活に関わるスペースは1階に配置し、屋根の勾配から導き出された2階の空間には、ご主人の寝室と書斎を設置。また、プライバシーを確保しつつ、建物の南面に開口部を多く設け、採光と風通しを十分確保しました。
間取りは、廊下を極力少なくし、メインのLDKから各室へ廊下を通らずに行けるようにしたのが大きな特徴です。
内装はシンプルで落ち着きのあるデザインでまとめ、ご夫婦がゆったりくつろげる雰囲気を演出しました。ご夫婦が普段過ごす時間が最も多いリビングのすぐ横に2畳分の納戸を設けてあるので、ものを片付けやすく、LDKを常にスッキリと美しく保つことができます。
また、断熱材も高性能なタイプを選び、高気密・高断熱を実現。年中快適で、省エネな暮らしが叶います。さらに、床暖房も採用し、冬は足元からぽかぽかと暖まります。
対面キッチンからは室内全体を見渡せるので、ご主人と会話したり、テレビを観たりしながら調理や片付けができます。
また、キッチンの横の開口部に「滑り出し窓」を採用したため、立ち仕事をしながら簡単に窓を開け閉めできます。
ご夫婦はそれぞれ生活の時間帯が異なるので、プライベートな空間は1階と2階に分けて設けました。
奥様のプライベートルームには、壁一面に収納を設けてあり、引き戸を開ければほとんどの衣類が目に入るので、「今日はどれを着ようか」と選びやすそうです。
2階にも、ご主人のプライベートルームの隣に広い納戸を設けてあるので、荷物がたっぷり入ります。また、夜中にトイレに起きたときのことを考えて、トイレはビジネスホテルのように部屋からそのまま入れるように配置してあります。
これから先も末長く安全・快適に暮らせるように、洗面・脱衣室やトイレは広めにスペースを確保。水回りは一列に設けて動線をできるだけ短くし、家事の負担を軽減しました。
脱衣室には小さな箪笥を置けるようにしてあって、洗濯物を干すサンルームも設けてあります。
ご夫妻のこれからの暮らしに最適な「終の棲家」が実現し、「これから便利で快適に暮らせそうです」とお施主様にも喜んでいただくことができました。
Y様のお宅は、当社のホームページの施工事例にも掲載されています。360度カメラで、家中の様子を丸ごとご覧になることもできますので、ぜひご覧ください。便利な動線や収納の内部なども詳しくご覧いただけます。
内海建設では、お客様と一緒に今とこれからの暮らしを考えながら、いつまでも快適に暮らしていただける家をご提案しています。新築をご計画の際にはぜひご相談下さい。
文:内海建設 代表取締役 内海 明