晴耕雨読
晴耕 2020.04.24
リフォーム実例紹介【1】前編
菊川市の内海建設です。
当社では、「LIXILリフォームショップUTSUMI」として、住まいの全体リフォーム、室内・室外リフォーム、目的別リフォームといったさまざまなタイプのリフォームに幅広く対応しています。
今回は、築58年の家を大規模リフォームしたお宅の実例をご紹介します。
【菊川市:S様邸】
■リフォームを行ったきっかけ
築58年のS様邸は老朽化が進み、冬は寒く、家事動線も不便だったため、これまでも何度かリフォームを考えたのですが、なかなかタイミングが合わず実現できずにいたそうです。
その後、再びリフォーム計画が持ち上がり、具体的に検討し始めることになりました。
■当社をお選びいただいた理由
親御さんから受け継いだ大切な家だったので、S様は最初から建替えでなくリフォームをして今後も住み継いでいきたいというお考えでした。たまたま当社の内覧会のチラシに、古民家のリフォームが掲載されていたのをご覧になり、工事前の古民家の写真が「我が家と似ている!」と思ったのがきっかけで、当社に相談することにしたそうです。
その後、色々と相談を重ね、当社の提案内容を気に入っていただき、リフォーム工事をご依頼いただきました。
■お住まいの背景
S様のお宅は花きの生産を手掛ける農家で、リフォーム後の住まいにはご夫妻とお母様の他に、お孫さんと同居することになっていました。
そのため、広い玄関ホールと大勢で過ごせるLDK、ご家族の各居室、事務所、そしてお孫さんの寝室を確保する必要がありました。
■リフォームの内容
旧宅の骨組みだけを残して、水回りの位置や部屋の配置などのすべてを変更し、これからの暮らしに合った住まいに一新しました。
外観は、黒を基調にしたモダンな佇まい。玄関に入ると無垢の床のホールが広がります。
LDKとの仕切りに設けた引き戸は、旧宅の「簀戸(すど)」をリメイクして再利用したもの。手の込んだ細工と味わい深い意匠が空間を引き立てます。
昔ながらの田の字型の和室で構成されていた室内は、広々としたLDKにリニューアル。
天井の壁をはずして構造を現しにしたことで、天井が高くなり、いっそう開放的になりました。
引き戸を全開すると、続き間の和室や事務所用の土間スペースと一体化して大空間を形成し、大勢の来客にも十分に対応できます。
S邸の大規模リフォームには、こだわりポイントがまだまだたくさんあります。
次回詳しくご紹介しますので、どうぞお楽しみに!
LIXILリフォームショップUTSUMI店長 岡田 加容子