社の家づくりスタッフとして活躍されている協力業者さんをご紹介するシリーズ。今回は、新築やリフォームで基礎工事をお願いしている有限会社赤堀建設の赤堀正夫さんです。

【スタッフ紹介】

有限会社 赤堀建設
赤堀 正夫さん

Q：内海建設とはいつ頃からのお付き合いですか？

もう長いですね。30年以上になります。先代同士の付き合いから始まって、途中少し間が空いた時期もありましたが、再びお付き合いさせていただいています。最初からの付き合いを含めると、おそらく50年以上になるかもしれませんね。

Q：内海建設の会社の雰囲気は？

最高にいいと思いますよ。会社の中で皆さんがうまくコミュニケーションを取られていて、お客様や業者に対する接し方もしっかりしています。チームワークが良く、こちらも気持ちよく仕事ができる環境ですね。

Q：赤堀建設ではどんなお仕事をされていますか？

コンクリート工事全般を手がけています。内海建設さんでは主に住宅の基礎工事をお願いいただいていますが、その他にも造成工事や土間コンクリート、カーポートの基礎なども施工しています。建築・土木に関することでしたら、基本的になんでもお受けしています。

Q：基礎工事をする際に心がけていることはありますか？

お客様の住まう大切な家なので、新築でもリフォームでも現場をいつも美しく保つよう心がけています。作業員にも常に竹箒を持たせて現場を掃除するように指示しているんですよ。一般のお客様は専門的な仕事の良し悪しはわからなくても、「いつも掃除をしてくれている」という印象を持っていただけるので、それが信用につながります。また、近隣の方々も現場を気にされていますから、現場を丁寧に掃除することで、当社の誠実さを少しでもご理解いただければ・・・という思いもあって、現場をきれいに掃除することに力を入れています。

Q：基礎工事の重要性について教えてください

建物の中では一番土台となる部分であり、目に見えにくい部分でもあります。一般の方は外からしか見られませんが、実は一番大事な部分なんです。基礎がしっかりしていないと、建物全体に影響してきますので、私たちも責任感を感じながら工事を行っています。

Q：基礎工事はどのくらいの期間がかかりますか？

一般的な住宅の場合、養生期間も含めて約1ヶ月くらいでしょうね。地鎮祭が終わってから工事にかかり、そこから約1ヶ月かけて丁寧に作業を進めていきます。

Q：今の住宅基礎の主流はどのようなものですか？

今はほとんどがベタ基礎です。古い家屋のちょっとした増築などでは布基礎を使うこともありますが、新築の場合はほぼベタ基礎ですね。

Q：これから家を建てる方へのアドバイスは？

今は昔と違って地盤調査をしっかり行いますので、基礎に関してはあまり心配する必要はないと思います。地盤が悪ければ地盤改良や杭を打つなどの対策を取りますし、検査も厳しくなっています。配筋検査もあり、使用する鉄筋やコンクリートも品質証明がされていますので、安心して任せていただければと思います。

Q：赤堀建設について教えてください

会社は菊川市旧小笠町にあります。平成5年に法人化しましたが、その前から長く続けています。現在は4人の社員で様々な工事に対応しています。

Q：仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか？

難しい現場ほどやりがいを感じますね。土木工事は、立地条件によって工事の難易度が大きく変わります。中でも地下水の状態は非常に重要で、水が出るか出ないかで全然違うんです。

例えば、掘削中に地下水が湧き出てくると、基礎の穴が水浸しになり、作業環境が悪化します。コンクリートを打つ前に水を抜く作業が必要になったり、天候によっては工期が延びたりすることもあります。また、水が多い場所では、コンクリートの強度に影響が出ないよう特別な対策が必要になることもあるし、建築現場によっては、狭い敷地や急な斜面で生コン車も入れないような場所もあります。そういった難しい条件の中でも工夫して工事を完成させた時は、大きな満足感がありますね。

Q：休日はどのように過ごされていますか？

妻と一緒にウィンドウショッピングに出かけることが多いです。特に遠くには行きませんが、掛川や袋井あたりまで足を伸ばすこともあります。外食も好きなので、よく食事に出かけています。現在は二人暮らしなので、気ままに過ごしています。

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赤堀さん、ありがとうございました。先代社長の時代から長きに渡り内海建設の基礎工事を支えてくださっている赤堀さん。基礎工事に対する真摯な姿勢と丁寧な仕事ぶりは、私たちの家づくりの「土台」となっています。赤堀さんから伺った基礎工事についての詳しいお話は、後日コラムでご紹介しますので、そちらもどうぞお楽しみに！ 文：LIXILリフォームショップ UTSUMI　店長・岡田