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社長 晴耕 2025.01.17
新築のお施主様インタビュー:掛川市Y様邸 前編
当社で平屋の二世帯住宅を新築された掛川市のY様。
ご夫婦とご長男、そしてお母様の4人家族での新生活がスタートし、快適に暮らされています。
内海建設では、Y様のご厚意により、来月の2月1日(土)に新築お披露目会を開催し、このお宅を皆様にお披露目させていただくこととなりました。
そこで今回は、Y様ご夫妻に家づくりの経緯や新居の住み心地などをインタビューしました。
Y様のお宅の施工事例もぜひご参考ください。
【施工事例のブログはこちら】
・・・・・・・・・・・新築のお施主様インタビュー:掛川市Y様邸 前編・・・・・・・・・・・・
【家づくりのきっかけ】
内海建設に家づくりをご依頼いただいたきっかけはなんですか?
ご主人 以前、義理の母が営む美容室を内海建設さんが建ててくださり、内海社長ご夫妻とは普段から親しくさせていただいているので、自然な流れで内海さんに新築をお願いすることになりました。
それに、実はこの土地はもともと妻の祖父の土地で、その一部を分けてもらって家を建てることにしたのですが、地盤改良も必要だったし、他にもいろいろと複雑な事情があったんです。
実は当初、大手ハウスメーカーも検討していたんですが、土地に関わることを相談したら、「当社では対応するのが難しい」という反応だったんです。
一方、内海社長は母を通じて状況をよく理解してくださっていて、「大丈夫、なんとかするよ」と言ってくださいました。それで信頼感を改めて感じたのと、状況をわかってくれている会社にお願いした方が確実だろうという思いから家づくりをお願いしました。
【平屋へのこだわり】
平屋建てを選ばれた理由を教えていただけますか?
ご主人 僕は最初から「家を建てるなら平屋で!」というのが絶対条件だったんです。
その一番の理由はズバリ、ラクだから(笑)。2階に上がる必要がない暮らしというのは、すごく便利ですよね。
僕は2階建ての家で育ったんですが、思春期の頃は親の目から離れられる2階建ての方が良いと思っていました。でも、年を重ねるにつれて、「実際に暮らすなら、やっぱり平屋の方がラクだろうな・・・」という思いが強くなってきたんです。それに、子どもが巣立ってから2階が空き部屋になるのももったいないですしね。
【二世帯住宅ならではの工夫】
では、お母様と暮らす二世帯住宅としては、どのような点にこだわられましたか?
ご主人 僕たちがそもそも二世帯住宅を建てようと思ったのは、僕の母が一人暮らしなので、将来のことを考えると一緒に住む方が安心だろうと思ったからです。ただし、同居するにあたっては、お互いのプライバシーも大切です。幸い土地も広かったので、完全に個々の生活ができるように設計してもらいました。
家の中を壁一枚で仕切って居住スペースを分けてありますが、玄関は別々だし、キッチンなどの水回りもそれぞれに完備していて、まるで2つの家がつながっているような感じです。一緒に住みながらも、それぞれの暮らしを大切にできる間取りになっています。
【デザインや間取りへのこだわり】
お家のオリーブグリーンの外観がとても印象的ですが、デザイン面でこだわられた点は?
ご主人 外壁の色は、妻と相談して明るめの緑にしました。最近はグリーンの外壁の家も増えていますが、ほとんどはダーク系のグリーンですよね。でも、僕たちは「他の家とはかぶりたくない!」という思いがあったので、この色を選びました。それに、平屋はともすると公民館のように見えてしまいがちので、そうならないように明るくて個性的な色を選びました。
奥様 家の中のインテリアは私が担当しました。私は単色系の色が好きなので、グレージュを基調にしています。インスタグラムなどを色々と参考にしましたが、あまり一般的なものは避けたくて。キッチンなどの設備や内装の素材選びもグレージュを基本に検討したんですが、インテリアコーディネーターの岡田さんが一つひとつ的確な提案をしてくださって、「さすがプロだなぁ」と思いましたね。グレージュに色を統一したことで、まとまりのある空間ができました。
玄関のR型の框も素敵ですね。R型にしたのはどんな理由からですか?
ご主人 最初はL字型にしたんですが、玄関が広すぎて殺風景になるんじゃないかと思って、R型にすることにしました。角があるよりも、曲線があったほうが見た目も良くなるんじゃないかなと思って。
R型にするのは技術的に難しいそうですが、造作の段階で玄関の様子を見せてもらったとき、大工さんの見事な腕前に「おおっ!すごいな!」と感心しました。
【水回り空間へのこだわり】
奥様は家事動線にもこだわられたそうですね?
奥様 そうですね。インスタなどを見ていると、ランドリーと脱衣所が一緒になっている家も多いんですが、自分たちはまだいいにしても、友だちが泊まりに来ることもあるので、ランドリーと脱衣スペース、そして洗面スペースは一緒にしないで別々に設けたいと希望しました。そうすれば家族同士でもプライバシーを守れますしね。
あとは、コロナ禍の影響で、最近は玄関に「ただいま手洗い」を設ける間取りが流行っていますがそうすると水回りの箇所が増えて費用が増額になるので、洗面スペースやトイレを玄関の近くに配置しました。
アイランドキッチンと壁付のセパレートキッチンを採用されたのはなぜですか?
ご主人 アイランドキッチンにしたいという希望は元々あったんですが、そうすると部屋の真ん中にレンジフードが来て、フードが悪目立ちするんじゃないかと心配だったんです。そこで、調理機器とレンジフードは壁付のI型キッチンにビルトインして、アイランドキッチンにはシンクのみ設置することにしました。
奥様 キッチンはLIXILの「リシェル」シリーズのセラミックトップの天板がとても気に入ったのですが、費用のことも考慮して、アイランドキッチンは「リシェル」、壁付のI型キッチンは「ノクト」から選び、2つのシリーズを組み合わせてコーディネートしました。色合いもグレージュで床との相性も抜群です。収納もたくさんあって、しまう場所に困らないですね。アイランドキッチンのキャビネットには、ダイニング側から使える収納も付いているので、とても便利です。
(後編へ続く)