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社長 晴耕 2024.08.30

新築のお施主様インタビュー:菊川市S様邸 後編

当社が設計・施工をさせていただき、延床30坪の快適な平屋の住まいを実現された菊川市のS様。ご新居で快適な暮らしを楽しまれているご夫妻にインタビューさせていただきました。
今回はその後編です。前編は下記をご覧ください。

※前編はこちら

・・・・・・・・お施主様インタビュー・・・・・・・

【耐震性へのこだわりと気密・断熱性能】

建物の構造や性能で特にこだわった点を教えていただけますか?

ご主人 特にこだわったのは、耐震性と軽量化です。将来の地震に備えて、頑強な構造にしたいと考えました。その点は内海建設さんの標準仕様がしっかりしていていたので、安心感がありましたね。建物は認定長期優良住宅で、「コーチパネル」というパネルを使った「耐力壁」を採用し、耐震等級の最高等級3を取得しました。繰り返しの揺れに強い構造が自慢です。
さらに、平屋で軽い屋根なら、絶対に潰れないだろうと思って、屋根には軽量のガルバリウム鋼板を採用しました。ガルバリウム鋼板は耐久性に優れ、メンテナンスもラクですしね。

断熱性能や気密性能についてはどのようにお考えでしたか?

ご主人 断熱・気密性能については、内海建設さんが綿密に計画して建ててくれたので、ほとんどお任せしました。実際に気密・断熱性能はかなり高いと思うので、エアコンの効きも良いと思うんですが、実は私は普段、窓を開けて過ごすのが好きなんですよ。
窓を閉め切っていると空気がよどむ感じがして、夏でも窓を開けて自然の風を入れて過ごすことが多いんです。だから、実のところ気密・断熱性能を実感する機会はまだあまりないですが、冬はきっとそれを実感できると思います。暖房効率が良くなれば、光熱費の節約にもつながるのでありたがいですね。



【収納へのこだわり】

奥様が特にこだわったのはどんなところですか?

奥様 収納には特に力を入れました。2階建ての家から平屋に移るので、どうやって収納スペースを確保するかが大きな課題だったんです。それで、内海建設さんのアドバイスで、いくつかのアイデアを取り入れました。例えば、押入れの中の棚を3段にしたり、リビングと廊下の両面から使える収納棚を採用したりしたので、ずいぶん使い勝手がいいですね。

ご主人 特に、押入れの内部の棚や天袋の高さを、通常のパターン通りでなく、使いやすい高さに変更できたのがよかったですね。

奥様 押入れを天井いっぱいまで無駄なく使えるようになり、棚の高さを変えるだけでこんなに収納力が増えるものかと驚きました。それを検討しているときに、内海建設さんが、「ちょうど今、新築工事中のお宅で、そういう収納を設けてあるので、一度見に行きませんか」と声をかけてくださり、その現場で実際に手を伸ばして届くかどうかを確認することができたんです。
実物を確かめられたおかげで、使いやすい収納を実現できて大満足です。


【建築プロセスについて】

家づくりの過程で、特に印象に残っていることはなんですか?

ご主人 新築現場が家の隣なので、毎日現場に行って進捗を確認したことが思い出に残っています。大工さんとも頻繁に話をして、細かい部分まで確認しました。例えば、「ここの寸法はどのくらいになるのか」とか「この家具を置いたらどのくらいスペースが残るのか」など、実際に現場で何度も寸法を計って確認できたのが良かったですね。今から思うと、家づくり期間中は毎日忙しくて大変ではありましたが、自分でプランを考えたり、家が完成するまで現場を毎日見学したりといった家づくりの過程がすごく楽しかったですね。

奥様 それに、内装選びや住宅設備機器選びなどの段階では、内海建設の岡田さんが親身に相談に乗ってくださり、提案も色々としていただけたおかげで、間違いのない選択ができました。


【新居での暮らし】

実際に新居に住んでみての感想はいかがですか?

ご主人 入居して2ヶ月ほど経って、ようやく家に慣れてきました。敷地内にはまだ古い家も残してあるので、古い家と新しい家のどちらが一体自分の家なのか戸惑うこともありましたが、今はこの新しい家が自分の家だという実感が湧いてきています。新居では、テーブルやパソコンコーナーがあるダイニングで過ごすことが一番多いです。

奥様 私もそうですね。仕事から帰ってキッチンで炊事をして、食後はゆっくりダイニングでテレビを観たりしています。

ご主人 「家は3回建てないと、満足できる家を建てられない」とよく言われますが、うちの場合はしっかり計画を練ったおかげで、ほぼ思い通りの家を建てられました。


住宅設備について、特に気に入っている点はありますか?

ご主人 私はお風呂が特に気に入っています。昔の家はタイル張りのお風呂でしたが、新しい家のお風呂は形も機能も全然違って、入浴が楽しみになりました。半身浴ができるようになっていたり、手すりがしっかりついていたりと、安全面も考慮されています。それに、浴槽の形におうとつがあって、いろんな姿勢ができるので、入浴するのが楽しいです。


奥様 床に滑り止め加工もしてあるので、転倒する心配がないのがいいですね。排水口もコンパクトで、ゴミが一箇所に溜まるところも気に入っています。旧宅の浴室は、排水溝にステンレスの蓋がついていて、それをいちいち取り外して掃除をするのが大変だったんですよ。でも今は掃除が手軽にできて助かっています。それに、お風呂で使うものの収納は、壁面に磁石で貼り付けるマグネットアイテムを使えるので、宙に浮かせてものをしまえて空間がスッキリするし、掃除もしやすいです。


奥様 キッチンは、内海建設の岡田さんとショールームに行き、そこに展示されていたキッチンの雰囲気がとても素敵だったので、同じ色を採用しました。カウンターは人造大理石にするか、ステンレスにするかとても悩んだんですが、結果的には使い慣れたステンレスを選択しました。お手入れも楽なので、結果的に正解だったと思います。また、キッチンペーパーや布巾をかけるオプションをプラスしたことで、いっそう使いやすくなりました。

これからどんな暮らしがしたいですか?
ご主人
 我が家には、一年に一度親族が必ず集まるんです。亡くなった父が大根やサツマイモを畑で作っていて、大根を収穫するとたくあん漬けを毎年作ってお歳暮代わりに配っていたんですよ。だから、父が亡くなってからは、毎年11月末になるとみんなで大根を収穫し、父が遺してくれたレシピを参考にたくあん漬けを作るのが恒例行事になりました。そんなふうに、これからも姉たちや甥、孫など親戚一同がたくさん遊びに来てくれるような家でありたいですね。


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S様、素敵な家づくりストーリーをお聞かせいただき、どうもありがとうございました。ご主人が長年温めてきたアイデアを形にした平屋のご新居。これからのご夫妻の暮らしが、ますます快適で楽しいものになることを心から願っています。
内海建設では、お客様の暮らしによりそい、家づくりを1から親身にサポートいたします。建て替えやリフォーム・リノベーション、土地探しからの新築など、どんなご相談も承りますので、お気軽にご相談ください。

文:内海建設 代表取締役 内海 明

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