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社長 晴耕 2024.07.19

【新築事例紹介】菊川市S様邸 後編

前回に引き続き、内海建設で建て替えをさせていただいた、菊川市のS様邸の施工事例をご紹介します。
退職後のセカンドライフを満喫するために建てた、ご夫婦二人で暮らす平屋の住まいです。
後編は、住まいの各スペースについて詳しく解説します。

『完成した新居の注目ポイント』

●寄棟造の外観
寄棟造の平屋の外観。外壁はガルバリウム鋼板で、飽きのこないベーシックなカラーを採用しました。ガルバリウム鋼板はサイディングよりも耐用年数が長く、軽量のため耐震性にも優れています。最近は、シャープな素材感が若い世代の間で人気です。また、寄棟造りの形状は四方に屋根の面が分散されているため、風雨や雪に強く、壁面の汚れや傷みを軽減し、耐久性に優れています。

●収納たっぷりの玄関


片引きの玄関ドアを開けると、落ち着いた色調のシンプルな玄関が広がります。土間とホールに玄関収納をたっぷり設けてあり、収納力が抜群です。東面に窓も設けてあるので、明るく端正な印象です。

●畳コーナー付きのリビング


玄関ホールの引き戸を開けると、6畳の畳コーナー付きのリビングが広がります。リビング全体の広さは10畳で、二人暮らしには十分な広さ。畳コーナーの奥には、さらに6畳の和室が設けてあり、引き戸を開け放っておくと空間にいっそう広がりが感じられます。

●6畳の本格和室


リビングの続き間の和室は6畳の広さで、床の間と障子戸付き。客間としてだけでなく、お子様ご一家が泊まりに来るときはゲストルームとして活躍します。

●使いやすさ重視のキッチン


キッチンはLIXILの「ノクト」シリーズを採用。対面式なので、ダイニングだけでなくリビングの様子まで見渡せます。
ステンレスの天板は錆に強く耐久性があり、汚れを落としやすいことや、ニオイがつきにくいこと、コストパフォーマンスに優れていることなどのメリットがあります。
キッチンの背面の収納も、同じ扉で統一しました。カウンター部分は炊飯器や電子レンジを置く部分だけ高さを変えて、奥様が使いやすいように配慮されています。

●明るいダイニングスペース
ダイニングは、対面キッチンの正面にテーブルを置くことを想定し、腰壁に調味料などを入れるニッチを造作で設けました。キッチンとダイニングを合わせて11.6畳の広さがあり、入居後は窓の横にデスクを置いてパソコンコーナーを設ける予定です。


収納棚を天井いっぱいまで設けてあり、パントリーとして活躍します。収納の上部に神棚スペースも確保しました。

●両面使いの収納


リビングに設けた収納は、反対側の廊下からも使える仕様となっています。ティッシュペーパーや掃除道具など、いろんな部屋で使うものをしまっておくと便利です。棚も高さを変えられるので、しまうものの大きさに合わせて設定できます。

●タンス収納


大切な思い出が詰まった婚礼家具を収納するスペースは、主寝室と和室の間に設置。服を丁寧にしまえるウォークインクローゼットのような空間で、衣類をまとめてしまっておけるので便利です。換気用の窓も設けてあります。

●廊下の書棚


廊下に書棚を設け、空間を無駄なく利用。ダイニングやリビングからも近いので、通りすがりにさっと本を出し入れして持ち運べます。

●畳敷きの主寝室


6畳の主寝室も畳敷きに。木製扉の壁面収納は布団がしまえる押入れサイズの奥行きで、天袋と中断を設けてあります。壁面がすっきりとして凹凸がないのでホコリも溜まりにくく、主寝室を清潔に保てます。お施主様のご要望で夏に蚊帳を吊る金具もつけてあります。

●洗面コーナー


洗面・脱衣室は2.2畳。洗面台にはLIXILの「ピアラ」シリーズを採用しました。壁面に造作の棚を設けてあり、タオルや下着、洗剤などのストック品もまとめてしまっておけます。

●浴室


ユニットバスはLIXILの「リデア」シリーズ。優しい木目調のパネルを用いた落ち着きのあるデザインで、ゆったりとバスタイムを楽しめます。ユニットバスをはじめ、キッチンやトイレなどの水回りは、ショールームをご案内して実物を確かめながらお選びいただきました。

●トイレ


主寝室と浴室の間に設けたトイレ。手洗い機能付きのカウンターを設けてあるので、いちいち洗面スペースに行って手を洗わなくても済みます。

S様ご夫妻の要望が隅々まで反映された平屋の住まいの印象はいかがでしたか?
ご新居には、このほかにもご家族の想いが随所に詰まっています。
後日、ご夫妻のインタビュー記事も掲載する予定ですので、どうぞお楽しみに!

今回の平屋のお住まいは、ご夫妻がこれからの暮らしをしっかりと見据え、ご自身で間取り図まで作成されました。その図面をもとにプロとしてのアドバイスやご提案を加えてブラッシュアップし、満足度の高い住まいを実現できました。
S様のようにご自分で間取りを考えることができなくても、もちろん理想の家を実現できます。

内海建設では、お施主様の想いを尊重し、じっくりとヒアリングを重ねて、お客様の潜在的なご要望まで汲み取ることで、ご家族の暮らしにぴったり合った住まいをご提案しています。
計画が具体化していなくてもご相談を承りますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

文:内海建設 代表取締役 内海 明

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