晴耕雨読
晴耕 2021.03.13
【リフォーム事例紹介】菊川市U様邸
みなさまこんにちは。リクシル・リフォームショップ UTSUMIの店長 岡田です。
当社でキッチンのリフォームをされたお客様邸をご紹介します。
【菊川市・U様邸】
当社で新築を承った築28年のお宅にお住まいのU様。
多いときには7人で暮らしていたこともおありだという大家族なので、自然と食器やキッチン用品も増え、収納しきれずにカウンタートップの上が物であふれてしまう状況に。
また、キッチン自体も歳月とともに老朽化が進み、扉がガタガタして閉めづらくなったりしてきたので、思い切ってリフォームをすることになりました。
主な目的はキッチンと洗面化粧台の交換ですが、それに伴い、床を無垢材に張り替え、壁も一新。キッチン空間がもっと明るくなるように、窓の位置も変更しました。
■「コの字」型から並列型にしてより使いやすく!
新しいキッチンは、以前の「コの字型」から「並列型」に一新。
シンク+IH調理器のメインキッチンと、収納カウンターのII列に分かれています。そして、メインのキッチンにはシンクの正面に窓があり、明るく開放的な気分で作業ができます。
また、シンクとIH調理器との間に調理スペースをたっぷり確保したので、まな板で具材を切ったり、盛り付けたりといった作業もしやすくなりました。
■電動式の乾燥機付き吊戸棚で超家事ラクを実現!
当社がキッチンをご提案する際には、調理全体の動作の流れを考え、たとえば調味料や調理器具といった料理に必要なものはどこから取り出すのか、あるいは、洗った器やお鍋類はどこに置くのかといった詳細の動きまで考えてご提案するようにしています。
そこで今回は、調理スペースは広々と確保しつつ、洗った食器類をしまいやすく、そして調味料などを取り出しやすくするために、「電動式の吊り戸棚」を採用しました。
食器を洗った後、スイッチひとつで戸棚が上から降りてきて、食器類をそのまま戸棚にしまうことができ、乾燥機付きなので乾かすこともできます。
さらに、調味料類も使いたいときだけスイッチを押せば上から戸棚が降りてきて、取り出せる仕組みになっています。調味料を使わないときはしまって置けるので、カウンターはいつもスッキリ!作業スペースとして広々と使えます。
「これは本当に使いやすいし、すごく便利ですよ。みんなにお勧めしたいくらいです!」と奥様にも喜んでいただけました。
■憧れのセラミックトップは意匠性だけでなく機能性も抜群!
カウンターは、奥様たちの憧れのセラミックトップ。
見た目の高級感だけでなく、変色や傷も付きにくく、メンテナンスフリーです。
急いでいるときや、ちょっとしたものを切るとき、まな板を使わずにカウンターの上でそのまま包丁を使えるのも便利です!
■収納カウンターにもこだわりをプラス
メインキッチンの背面に設けた収納カウンターは、キッチンと同様に奥行きが65センチあるので、収納量もたっぷりあります。さらに、カウンターの高さをキッチンよりも高い90センチにして、引き出し収納を1段プラスしたことで、収納力がいっそうアップしました。
リフォームに伴い、キッチンの荷物を断捨離して半分に減らしたという奥様。
収納スペースもたっぷり確保できたので荷物がきれいに収まり、「キッチンがいつもスッキリして気持ちがいいです」と大喜びです。
収納カウンターの上も調理スペースとして使えるので、家族や親戚が大勢集まったときに、お皿をたくさん並べて盛り付けをしたり、みんなで一緒に料理を作ったりすることもできます。
■スタイリッシュなデザインにも注目!
キッチンの扉はグレー、背面の収納コーナーの扉は濃いグレーの木目調をセレクトし、セラミックトップのカウンターとコーディネート。
LIXILのパンフレットのメインで掲載されている扉の組み合わせと同じものを選び、スタイリッシュに仕上げました。さらに、ご主人の要望で、収納カウンターの上部に造作の棚をプラス。
間接照明付きにして、いっそうオシャレなキッチンに仕上がりました。
また、キッチンの隣にあった勝手口もこれまでほとんど使わなかったため、これを機にフィックス(はめごろし)の窓に変更し、カウンターを設置。
コーヒーやポット、果物などを置けるようにしました。カウンターの下もゴミ箱を置くスペースに利用できて便利です。
このように、最近のキッチンはどんどん使い勝手が進化しているので、リフォームをすることで今までとは使い勝手が格段に変わります。そして、今までよりもずっとクッキング・タイムをお楽しみいただけるようになると思います!
キッチンリフォームにご興味がおありの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
次回は、LIXILの最新おすすめキッチンをご紹介しますので、どうぞお楽しみに♪
文: LIXILリフォームショップUTSUMI店長・岡田加容子