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岡田 2019.11.29

断熱について

先週、住まいStudio(LIXIL快適暮らし体験)に行ってきました。
こちらの施設は、壁・窓の断熱性の違いを実感できる施設.
東京の新宿にあります。

断熱性の違う3つの家(昔の家、今の家、これからの家)の真冬を想定した環境で、
室内温度を比較、体験できます。

まず、最初に入るのは、『昔の家』。
昭和55年だから、39年前の住まい。


これは、私たちが、この住まいに入った時の、サーモカメラの画像です。
サーモカメラの画像は、青い表示は、温度が低く、赤い表示は、温度が高い。
青くなっているのは、窓と床面。
『昔の住まい』の窓は、一枚ガラス。触ってみると、外の冷たい外気にあたって、ガラスが冷たい。
屋外温度は、1度。
床の付近も、うっすら青くて、温度が低いのがみてとれます。

次の部屋は、『今の家』平成28年基準です。


窓のアルミ部分が青くなっていますが、先ほどの昔の家と比べると、青い部分が少なくなり、
床の断熱材が、昔の家と比べると、性能がよくなっていて、床の色が、鮮やかなグリーンです。
床の温度が、昔の家より高くなりました。

次の部屋が、『これからの家』

部屋中央の温度が24度となり、青の色がほぼありません。
部屋の温度が快適なので、薄着でも過ごせる部屋となっています。

実は、『これからの家』の窓ガラスを外側から触ると冷たく、『昔の家』は、窓ガラスをさわると、先ほどの
これからの家と比べると、冷たくありません。

『昔の家』のサーモカメラの画像を見ると、窓ガラス部分が赤くなっていています。
これは、『昔の家』が、窓ガラスから、暖房の熱が伝わっている様子です。
冬の寒い日、室内で窓に近くにいると寒じられるは、外部の冷たさが、窓ガラスを
通じて、冷たく感じられるのが原因ですね。

3つの年代のサーモカメラの画像をみるとこんなにも、温度差=断熱性の違いがわかります。

リフォームで、壁の中や床下の断熱性を上げるには、ちょっとしたリフォーム工事が必要なりますが、
サッシの部屋側に、内窓をつける方法だけでも断熱性が変わってきます。
内窓を取付するだけで、随分と部屋の熱が、外側に逃げにくくなるので、
この冬の寒くなる時に、内窓をつけるリフォームは最適です。
昨日、内窓を取り付けたお客様にも、エアコンの効きがよくなったと感想をいただきました。

内窓の商品は、こちらから。
LIXIL インプラス

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